よく『プリキュアシリーズ』を知らない人にどの作品から見るべきという話を聞きます。
シリーズは20年以上経っているにも関わらず、この話が絶えないというのは変な気もします。
「はじめて『プリキュア』をみるときは、ことしからほうそうしているプリキュアをみよう!」
結論から言えば、最初は最新作でも良いとします。
少なくとも東映アニメーションさん側は上のセリフを言わせるような気がします。
実際のところ最新作からじゃないと履修しきれないような気がします。
このあたりはニチアサ枠の『仮面ライダー』も『スーパー戦隊』も同じな気がします。
(プリキュアは20年、仮面ライダーは50年の重みがあるので全部履修しきれるとは思えない)
他局であれば『ガンダム』なんかもその1つだと思います。
というわけでその理由と2作品目のおすすめ作品をお伝えしておきます。
ちなみにページは『Hugっと!プリキュア』から入ってそこから履修する人間が書いています。
一応、東映アニメーション側はメインターゲットを「女児」とはしています。
とはいえメインと言っているだけで、別に大人であってもなくても、はたまた男性であっても第三性別であっても何ら問題はありません。
近年では東映アニメーション側もこの問題に対して真正面から挑もうとしているようです。
こうしたケースもあるため、別に視聴する際に要件らしい要件はないと思われます。
ましてや20周年には『プリキュア5』と『魔法つかい!』の2作品で続編となる作品も製作されることが決定されていますし。
残念ながら2023年の20周年記念で開催されたプリキュア展にて、男がプリキュアを見るのはおかしいというあまりにも古すぎる価値観を持ったランボーグが出現してしまったようです。
ここを見ている人はそんなことしたらそれこそプリキュアにぶっ倒されると考えた方が良いです。
(逆にプリキュアがぶっ倒されるというそういう薄い本展開は必要としていません)
忘れているのかもしれませんが、『プリキュア』は「アニメのアの字も覚えなさそうな女児が見ても大丈夫な作品構造」です。
というかそうじゃないと女児が見始めないので、シリーズを知らなくても問題ない構造にしているはずです。
よくシリーズ恒例のアレだコレだを覚えとけとかの声もありますが、恒例行事は最新作でも扱うので関係ないです。
一応「履修」であれば、そのエピソードが恒例の何になるかを覚えておく必要はあります。
(でもそれまったく考えずに見るのが正しい見方な気はしますが)
もちろんシリーズによって扱わないこともあるので、だからこそ2作品目が必要とはなります。
以下の作品については最初に視聴するのではなく、あとから視聴する作品と考えても良いです。
『ふたりはプリキュア』の続編となる作品なので、この作品はそれとセットで視聴すること。
一応見れなくはないですが非推奨。
こちらも『Yes!プリキュア5』の続編となる作品なので、セットで視聴すること。
ちなみにYoutube公式配信でもちゃんとセットで配信されていました。
あるエピソードで歴代のプリキュアが一気に登場するので後から見ることを推奨しています。
とはいえ今作で初視聴であっても問題のない構造なので、楽しさが半減することはありません。
(『トロピカル~ジュ!』に出演したパンサー向井慧氏も『Hugっと!』から入っています)
物語が『Yes!プリキュア5』及び『Yes!プリキュア5GoGo!』の後の作品となります。
世界線的にも『Splash☆Star』や『Max Heart』も関係する作品となっています。
ただしNHKでの放送もあってか、まったく初めての人でも一応視聴することは可能です。
とはいえ前述した作品を視聴した方が間違いなく面白さは倍増以上するので視聴しましょう。
こちらは『魔法つかいプリキュア!』の続編なのでセットで視聴する必要があります。
なお深夜アニメを予定しているので、対象年齢も高くなる可能性が高いです。
(場合によっては「プリキュアタブー」のエロやグロが解禁される可能性も?)
アニメ作品ではなく舞台作品なので、対象年齢から未就学児が除外されています。
(ステージと言ってもヒロインショーのようなものではなく、宝塚などのガチなものです)
本来の対象年齢よりも上がっているため、それまではシリーズ作品を見てから挑むのが無難です。
よく「プリキュアから何を学んだんだ」という禁句が見られます。
(視聴できない富山だとか高知や宮崎の人たちに言えるのでしょうか……というのは別の話です)
元ネタは進研ゼミ小6講座の教材ビデオに登場した『算数大好きヒナンジャー』のセリフからと思われます。
『プリキュアシリーズ』は1アニメの作品であって、勉強のための何かではありません。
一応、メインターゲットは女児なので、そうしたためになる話とかを入れるようにはしています。
しかし視聴者の中には「現代社会が辛すぎるのでその逃げ道」として見ている人も居るはずです。
そもそもプリキュアに限らず、アニメは十人十色の楽しみ方があるべきと考えています。
そうでなければ薄い本や考察班、生きがいにしている人とかも出てきません。
当ページは視聴する手段やその方法のみを記載することにます。
心構えや面持ちをやりすぎると『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア』のミデンみたいになるかもしれませんし。
『ヒーリングっど』の風鈴アスミも「大好きは悪くない。あなたの大好きのために、人の好きを傷つけることは許さない!」とシンドイーネに言い放っていますし。
(前述したセリフの元ネタは教育教材だから許されるのであって、娯楽をメインにした作品では通用しないと考えるべきでしょう)
最良の方法としては、とりあえず何も考えずに日曜の朝からリアルタイムで視聴するのが一番です。
近年におけるネタバレ問題などを根本から解決出来ますし、朝活とかにも使えるはずです。
日本全国のほとんどであればこの方法は利用できます。
使えないのは「テレビ朝日系列が存在しない県」と宮崎県のみとなります。
なお『キボウノチカラ』はNHKなので全国で視聴可能です。
テレビ朝日系列のテレビ局がない場合でも、ケーブルテレビなどで賄えることがあります。
特に佐賀県と徳島県は区域外再放送の特例地域なので、基本的には視聴できるはずです。
また、富山県、福井県、山梨県も同様にケーブルテレビがあれば視聴できる可能性が高いです。
鳥取県と島根県ではライバル系列のBSS山陰放送で放送しているので、そちらを使いましょう。
(ただし時間が多少異なるのでそこはご了承ください)
残念ながら宮崎県と高知県ではプリキュアをテレビで視聴することは不可能となっています。
特にUMKテレビ宮崎は『キラキラ☆プリキュアアラモード』まで放送していたので、余計に際立っちゃってます。
ましてや高知県はテレ朝系も無ければ、ケーブルテレビの手もないという絶望的な状況です。
前述した県でもケーブルテレビが無ければ同じ状況になる場所も当然存在します。
またリアルタイム視聴がどうしても出来ない、という場合も当然出てくるはずです。
仕事で見れない、家族が別チャンネルで見れない、朝起きれない……パターンは様々です。
近年のテレビ事情からテレビそのものがない家もあるので、物理的に視聴不可能なのもあります。
これらの場合はDVD/BDやインターネット等の配信を使った視聴を検討すべきでしょう。
このページを見ているインターネットで配信している「TVer」で視聴する手段があります。
リアルタイムと同時というわけではありませんが、最短で30分程度の遅れで視聴可能です。
(何らかの理由で遅れても1日程度ぐらいには配信開始されているはず)
ただTVerの想定は「プリキュアの放送がない県」や「見逃し配信」の意味合いが強いです。
このためTVerでの配信も最新話を1週間までとなります。
それ以上の場合は『デリシャスパーティ』から採用された他サービスの配信も検討しましょう。
リアルタイム性は薄れますが、利用しているサービスで見逃し配信があるならそちらを使うのもありでしょう。
(TVerと違って期限が大幅に長いので、1話からの総復習みたいなことも出来なくはない)
最近は他のニチアサも「TELASA」などのサービスで公式配信されているようです。
テレビではない『Dancing☆Star』はどういうふうになるのか全くわかりません。
更に『MIRAI DAYS』もTVerで配信するか一切不明です。
リアルタイム視聴の注意点に「予定休止」(勝手にそう呼んでいる)の存在があります。
これは『プリキュア』の放送枠がスポーツ中継や超大型特別番組などを放送する週のことです。
主に全日本大学駅伝対校選手権大会や甲子園開会式、大晦日と元旦などが含まれます。
これらは前から予定されている休止なので、テレビ朝日系列全局で休止となります。
製作局のABCテレビも地方局もキー局も一斉に休止するので、いわゆる「遅れ」は起きません。
ちなみにこれらはニチアサ全体に適用されるので、ライダーも戦隊も一切合切巻き込まれます。
ただしABCテレビ、広島ホームテレビ、長崎文化放送については例外的に「遅れ」が発生することがあります。
ABCテレビでは甲子園期間中の『プリキュア』休止には要注意となります。
これは親会社である朝日新聞が主催する甲子園に放送が優先されるためとなります。
(開会式等はテレビ朝日も甲子園を放送するので予定休止と同じです)
このため休止された分は平日の朝に放送されるので、録画等の設定にも注意が必要です。
しかし他のテレビ朝日系列は関係がないので、通常の予定通りに『プリキュア』を放送します。
いわゆる制作局なのに「放送が遅れる」という謎のねじれ現象が発生します。
酷いことに『ライダー』も『戦隊』も含むニチアサ全体で影響を受けることになります。
関西圏でリアルタイム視聴をする場合はこの点に気をつける必要があります。
近年はTVerがあるので1時間遅れでそれを見るという人も増えています。
人によってはその予定休止を予測して別の地域へ避難して視聴する強者も存在するとか。
(ピクシブ百科事典では堂々とその手段を記載しているほどです)
ちなみに開会式そのものは全国で放送するので予定休止の一種とはなるようです。
ただし開会式のタイミングによってどれが予定休止となるのかは不明瞭だったりします。
広島ホームテレビは8月6日に広島平和記念式典を放送するため、『プリキュア』で影響を受ける可能性があります。
2017年まで『仮面ライダー』が『プリキュア』より前に放送していた時代では、同局は生放送後に遅れネット放送で対応していました。
現在は放送枠が移動した関係でこの考慮は無くなったと思いきや、2023年に甲子園の開会式が加わった際には『ひろがるスカイ!』のみ遅れネット対応をしていました。
長崎文化放送も8月9日に長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典を放送する関係で、『スーパー戦隊』に影響を受ける可能性があります。
(今のところ放送時間的にはギリギリ受けないようですが、本当かは不明瞭です)
少なくともこの2局については、その日の番組表は確認しておくことを強く推奨します。
普段と違うものについては色を付けています。
放送日の パターン |
甲子園 開会式 |
8月6日 |
8月6日 +開会式 |
8月9日 |
8月9日 +開会式 |
東京や 愛知など |
プリキュア スーパー戦隊 |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 |
プリキュア スーパー戦隊 |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 |
関西 |
プリキュア |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 |
プリキュア |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 |
プリキュア |
広島 |
プリキュア スーパー戦隊 |
プリキュア(遅) 仮面ライダー スーパー戦隊 |
プリキュア(遅) スーパー戦隊 |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 |
長崎 |
プリキュア スーパー戦隊 |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 →遅れ放送? |
プリキュア 仮面ライダー スーパー戦隊 →遅れ放送? |
予定外の休止についても基本的にテレビ朝日系列全局で休止なので、遅れ等は起きません。
ただしそうした休止は次のような緊急事態であることがほとんどです。
これらについてはエピソードそのものが消えることもありますのでご了承ください。
なお戦争などの有事になった際、シリーズそのものが終わってしまう危険すらあるかもしれません。
最新作を見た後の2作品目をどうするか、というので迷う人が居ると思います。
もちろんそのまま次の作品へ移ってもかまいませんし、卒業で終了も何ら問題はないでしょう。
(このあたりの子育て論については特に口出しはしません)
個人的には以下の選択肢があると思っています。
最も正解と言える方法で、そのまま次の作品を見続けるというものです。
シリーズ恒例の「最終話に次作品のプリキュアが出てくる」というのがあるので、自然と引き継ぎもできちゃうわけです。
(最近までエピソード内に参戦していることもありました)
一応、こちらとしてはこの方法を推奨しています。
特に本当に2作品目として見る場合、1作品目に見たものと比べることも出来るはずです。
結局2作品目で論争になりそうですが、過去の『プリキュア』を見るという選択肢もあります。
そして「やっぱり初代の『ふたりは』から」とか「いやいや『スター☆トゥインクル』だろ」といろんな意見が出てきます。
……全部正解なのですごく困るところでもありますが、以下のきっかけで見るのも推奨しています。
選出作品の戦略としては「映画で過去作とのコラボレーション」が有効な手段となります。
特に『プリキュアオールスターズ』の映画だと最新作からの移行もしやすいはずです。
また、オールスターズとは別に直近から離れた過去作のクロスオーバーする映画もあります。
(『ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』、『雪のプリンセスと奇跡の指輪!』など)
こうしたクロスオーバーした映画作品から入っても何ら問題はありません。
というよりむしろそこから入ってしまった方が楽かもしれません。
『オトナプリキュア』や『MIRAI DAYS』などのように、続編となるものが作られるのならそこから過去の作品を見るという手も当然有ります。
特に『オトナプリキュア』ではご丁寧に『Yes!プリキュア5』からYoutubeで限定配信していたので、それを使うのが正しいかと。
上級者向けのオプションですが、最新作を見ながら過去の作品を見るというのもあります。
ただこれは3作品目以降で、2作品を処理しきれる年齢でないと難しいと思います。
もしやる場合は、時間を置いたりとか別日に見るとかの手段を取る方がおすすめです。
特に「最新作→過去作」を毎日やると混乱する可能性があるので、なるべく別日を推奨しています。
最新作のエピソードを見た後に落ち着かないこともよくある話なので。
なお変身シーンや細かな背景の関係で倍速視聴等の難易度は比較的難しいと思われます。
場合によっては何度も見直すことも考慮して録画しながら視聴するというのも検討すべきです。
(そこまで深く考察することもない作品ではありますが、考察の場合は必要になると思います)
そんなわけで『プリキュア』のグッズ等も欲しくなる人も居ると思います。
もちろん買っておく分には問題ありませんし、むしろ大歓迎で推奨しています。
とはいえ、こうしたグッズは「オプションレベル」と捉えて良いです。
別にグッズがなくとも好きな人であれば何ら問題はありません。
コンプリートするかどうかもその人の判断に任せることにします。
なお、年度を追いかけるとかをするとグッズだらけになるのでその点は注意してください。
実際ゲーセンのぬいぐるみでもいっぱいになるので、どこかで止める等の決断は必要になるかも。
増えてしまったグッズの処分についても売却とか破棄とかもしないといけない時も……。
『Hugっと!』の愛崎えみるもキュアえみ~るで身を以って経験したように、グッズを使ったごっこ遊びには注意が必要となります。
特に外で行う場合、盗難などによる紛失、水や土などで汚れる、機械的な故障などを覚悟する必要があります。
(いくら注意しても汚れるし壊れる時は壊れるので、覚悟を持った方が気持ち的には……)
当時の『仮面ライダー』は諸事情でドライバーを常備した状態で行動していますが、最近は装備を外して別で持ち込むというシーンが増えています。
しかし場所によっては暴発で音が出て無用なトラブルを起こしかねないので、バッグなどに入れた方が安全ではあります。
最近の作品であれば原作準拠ともいえるので、それも含めてごっこ遊びを心掛けると上記のリスクはかなり減ると思います。
なお、大きなお友達がこうしたごっこ遊びについては非推奨とされています。(後述)
ステージ公演(ショーなど)ではお子様が衣装やコスプレをしてやってくるのもよく見られますが、
『プリティーシリーズ』などでも見られる着ぐるみおよびコスプレの類については、外ではなく家の中などで行うことが推奨されています。
逆に外でするのは服が汚れるなどのリスクも高いので非推奨と言えます。
なお衣装だけでなくグッズなども同様のことが言えます。
冬の場合は上着とかで衣装とかを隠したり、自動車とかで着替える場所を確保する必要が出てきそうです。
2024年現在も「男の子がプリキュアになる」というのは情勢的に難しいと言われています。
『Hugっと!』では全人類(大人の男性も含む)がプリキュアとなり、『Yes!プリキュア5』では続編として『オトナプリキュア』もあります。
しかしながら『ひろがるスカイ!』のキュアウィングの意思も長内たけるの意思もまだ届いていない場所は多いということが判明しています。
これで『Dancing☆Star』の雲行きも怪しくなってきた感もありますが、ひとまず現時点ではまだまだなるのは難しいと言わざるを得ません。
ただここに新たなビジネスチャンスで『ダンプリ』でぶつかった『プリティーシリーズ』のノリみたいに颯爽と新たな企業が現れる可能性もあるかもしれません。
現に公式からキュアウィング用のコスチュームが発売されているようですし。
近年、「大きなお友達」の問題がクローズアップされている傾向にあります。
その前からも起きていたような気はしますが、どうも最近増えているような気がしています。
2023年には、外で着ぐるみしていた人物による事案が発生、
2024年にはとうとう公式から「ステージ公演のコスプレの禁止」が出される事態になっています。
この調子で行くと、シリーズ自体が失速する恐れどころか、下手すると終焉すらあり得ます。
どんなところでもそうですが、オトナである大きなお友達は、
普通の姿で、静かに後ろから見届けるレベルで触れていくのが最適なのかもしれません。
映画作品も公開してしばらくした後のレイトショーで独りで見る、
ショーも物凄い後ろから静かに見るとか、師匠キャラみたいにするのも有りかと。
頼むから薄い本で出てきたことは絶対にしないように。
というか薄い本でこうしたファンそのものを敵にするプリキュアが出てくるかもしれません。
(あまりそっちでもやりすぎると禁止になる恐れもあります)
単独で行動する場合はこうしたことを気にしながら活動するのが良いでしょう。
逆に対象年齢の近いお子様とかが居れば、話は変わって少し変わってきます。